農業共済新聞(10月)を掲載しました

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特定技能外国人を雇用/「仕事が早く心強い存在」/徳島市 仁木徳子さん

_農業の担い手不足が深刻な問題となる中、外国人労働者は大きな戦力になっている。徳島市の仁木徳子さん(61)方では、中国出身のチョウ・リッホウさん(43)、チョウ・リッテイさん(36)姉妹とシ・ズイレイさん(40)が特定技能制度で働き始めて3年目を迎えた。
_仁木さん方では主にブロッコリー、ホウレンソウ、水稲、ミズナを栽培している。9月はミズナの収穫・出荷と、ブロッコリーの定植に向けた準備が忙しく、3人は黙々とブロッコリーの播種にいそしむ。仁木さんは「3人とも仕事が早く丁寧です。細かい指示を出さなくても効率良く働いてくれて作業が滞ることがないので、非常に心強い存在ですね」と話す。
_週2日の休日は3人で買い物や遊びに出かけリラックスした時間を過ごし、日本での生活を楽しんでいるという。「働きやすい環境で、公私ともに充実しています」とリッホウさん。
_実家が農業を営む3人は「日本で習得した技能を生かして、母国でも農業発展のために頑張りたい」と将来の目標を話す。

左からチョウ・リッテイさん、チョウ・リッホウさん、シ・ズイレイさん