農業共済新聞(6月)を更新しました。

農業共済新聞(6月)を更新しました。

子ども食堂に地域が協力 笑顔広がる活動を
吉野川市 明石眞和さん

_「みんなで一緒に食べることの楽しさを子どもたちに知ってもらえたらうれしいですね」と話すのは、吉野川市川島町で地域の農産物の販売を手掛ける合同会社川島えがお倶楽部代表の明石眞和さん(61)。2022年5月、同市初の子ども食堂「川島えがお食堂」を開催した。
_当日は地元の農家や精肉店が提供した食材を使った約120食分のカレーライスが子どもたちへ振る舞われた。約40人の地元高校生がボランティアで参加。子どもたちとすごろくで遊び、紙飛行機を手作りするなど交流を深めた。
_大人がサポートし、高校生など若い世代が自分たちで企画・運営できるようにと、将来の後継者づくりも考えているという。
_明石さんはボランティア団体を立ち上げ、長年行われていなかった地元の祭りを復活させるなど、町の活性化に取り組んできた。川島えがお食堂は、地域企業や団体と連携し月1回の開催を予定しているという。
_明石さんは「子どもたちが笑顔になると家族みんなが笑顔になる。地域の活性化に取り組み、みんなが笑顔になるような活動を今後も続けていきたい」と目を輝かせる。

今後の活動についてスタッフと打ち合わせをする明石さん(左)